ホーム三田製麺所の麺について 創業者、三田辰一が宮島で修行し、大正13年に「よど屋」の商号で製麺業をはじめて一世紀近くが経ちました。 技術の進歩や味の好みは移り変わっても創業以来変わらないのはお客様に「信用していただける商品を確実にお届けする」という『誠実な心』。 生麺に特化した製造法や技術はこの一世紀近くに渡りお客様と共に培われたものです。生協ひろしま様をはじめとするお取引様に、永くご愛顧して頂けているのは麺を通して『誠実な心』が通じているからだと思っております。 累計1,000種類を超える配合のノウハウ 麺の配合はお客様のご要望だけでなく、季節や湿度、気温などによって日々変化します。配合の出来は職人の勘や経験による部分が大きく、大正13年の創業以来培ってきたノウハウは三田製麺の魅力の一つです。 三田製麺がこれまで配合したレシピは累計1,000種類以上。 今に満足せず追求をし続ける三田製麺は、これからもこの数字を更新し続けます。 全従業員が徹底する衛生管理 三田製麺所では、製麺から出荷に至るまでの衛生管理において徹底したマニュアルを作成し、従業員全員が日々実行しています。 工場内や機器の清掃はもとより、製麺工程において異物の混入など、起こりうる危害・被害を予測し未然に防ぐための防除手段を徹底し、工場に入る際に作業服、キャップ、シューズの着用は当然のこと、従業員の手指の洗浄・殺菌や健康状態をチェックリストに細かく記載し管理しています。 安心と安全をお約束するための品質管理 三田製麺所で使用している小麦は原材料の産地を明確にし、温度・湿度などの品質管理環境を最適に保つための管理票を作成。責任者が常にチェックを行っています。 製造した製品は厳しい保存検査・細菌検査・成分検査を受けて出荷されます。 製麺の全ての工程で定期的に目視と機械による面の太さや乾燥、熟成具合のチェック、異物混入のチェックを何度も行います。 品質への信頼の証 三田製麺所は衛生・品質管理ともに各機関から認定と表彰を受けています 生活協同組合ひろしま 広島市長 広島市食品衛生協会 広島市安佐南区食品衛生協会 日本食品衛生協会 三田製麺の製造工程 厳選した優良な原材料(小麦粉、塩、水など)を、ご注文いただいた麺の食感や味わいを考慮し、作る麺に適したレシピで配合します。創業大正十三年から培われた経験から季節や湿度に合わせて最適なものを選びます。 原材料をミキサーへ投入してこねます。異物混入や撹拌の確認も細心の注意を払いつつ作業を進めます。 ミキシングされた材料を複合機で麺帯にした後で、圧延機(ローラー)にかけて薄く延ばしロール状にします。 圧延はオーダーいただいたコシを忠実に再現するために重要な工程です。 ローラーで平たく伸ばした生地を、熟成のため一度寝かせます。 熟成期間は季節や温度によって変化するため、三田製麺が創業以来、長年培った経験が活きてきます。 寝かせた麺の生地を切り出して麺線に加工します。太麺、細麺、長短など、麺の種類の調整もここで行います。 切り出し中は定期的に太さを図り、品質の統一性を高めます。ちぢれ麺やストレート麺など、多種多様な麺に対応いたします。 おいしい麺にするために、ここで再び熟成させます。丁寧に包装された麺は徹底した衛生管理のもと、5℃以下に保たれた冷蔵庫で保管し、出荷を待ちます。 出荷に合わせて出来上がった製品は、まごころを込めて皆様のもとへお届けいたします。